出来上がってまいりました。

かつてない大型のゴールデンウィークも終わり、
グッタリの方もスッキリとリフレッシュの方も、
夏に向かって新たな仕込みのスタートでしょうか。


ナポリスタイルのスーツが仕立て上がってきました。


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ミディアム グレーの爽やかなカラーです。
制服着用の職場なので
「スーツ着ることはあまり多くはないので、
ノータイでもジャケットだけでも着れるようなデザイン」を希望されてます。
それと、地域の会合とか、学校の役職に就いており、
年齢的にもジャケットを着用する機会は増えてるとのことでした。


ミラノスタイルの最大の特徴でもある、
肩パッド・タレ棉を省きコロンとした丸みのあるショルダーに仕上げてあります。 

いわゆる “マニカカミーチャ(雨降り袖)” と呼称される袖の作りで、
ナポリを中心としたイタリー南部の地域で多用される袖の型です。

一見したところ、袖山にシワがあるように見えますが、着用して肩が入るとスッキリと収まり、
驚くほど肩の動きが楽です。

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袖は本開きの重ね釦です。
釦はマットな仕上げの天然物の本水牛で、
微妙に釦の模様が一つずつ違います。

脇ポケットはパッチポケットにフラップ付きのチェンジポケットを付けてます。
イタリーのジャケットにはよくあるデザインです。

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尻がカッコ良くパーンとハリのある見事なヒップなので、
ここはお約束のサイドベンツです。

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ネーム入れは、近頃人気の襟の裏に刺繍です。 
上襟の裏に使用する布をカラークロスと言いますが、
この部分に、もう使用しないであろうネクタイをお持ち頂ければ
再利用することも可能です。

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裏地は赤白のキャンディーストライプで
表地のグレーとの相性も良く、
仕様は涼しさ追求の半裏仕立てです。

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スラックスはフロント ノータックで,
張りのある見事なヒップをお持ちの体型なので、
腰にフィット感が増すように後ろ股上を1.5センチ深くし、
前股上は1センチ浅くしてスッキリした印象に補正をしてます。

脱がないと見えませんが、腰裏はジャケットの裏と合わせて赤にしてます。
タックを付けるかで迷われましたが、
前回にお誂えいただいた時より、全体的にややゆとりのあるシルエットのシルエットにしてます。

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オーダースーツの5年前あたりと比較すると、
ご希望のサイジングが、ややゆとりのある寸法を希望されるお客様が増えてきました。
ラペル幅が5ミリから1センチほど広げる希望が出てます。

まだまだ一部のお客様だけですが、
スラックスにタックを付けたり、検討される方が目立ってきました。

そろそろスタイルの節目に差し掛かってるのかもしれません。


営業時間
10:30-19:00

TEL:023-632-5118
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TOP SIDER

’60年代のアメリカのホームドラマの一つに「わんぱくフリッパー」という、
イルカが友達のような番組がありました。
そのドラマの中でトップサイダーのスニーカーがしばしば履かれてて、
当時テレビを見てて単なるスニーカーとしか知識がなく、
ましてや船上の道具としてのデッキシューズはかなりの後に雑誌ポパイで得た知識でした。
世界的にスニーカーブームが続く中、カジュアルなレザーシューズも気になるところです。




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バーズアイのスーツ

S様には4年前に初めてオーダースーツをご注文頂きました。
今回は人事移動で、どうしてもスーツ着用の部署なので手持ちの
スーツの駒不足を補うのに新しいスーツが必要なので新調に至りました。


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前回はミディアム・グレーのシャドウストライプの柄でした。
今回はグレーがかったネイビーのバーズアイの生地を選ばれました。
バーズアイはクラシックな柄で遠目には無地です。

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生地の表面が凹凸感があるので、見た目の印象は夏物素材にありがちな、
ペラっとした印象がありません。
インナー次第で早春から晩秋まで着用期間が長く、
スーツから逃れられない方には重宝する生地です。
バーズアイは一般的には定番色のグレーが多いですが、今回のネイビーはとても新鮮です。
もう一色はダークブルーがあります。



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体型がスリムになったので、前回より全体の寸法の微調整と、
突きとり,怒り肩、前肩、袖を全体的に細いシルエットにした各補正に、
今回は新たに細い袖でも動きやすいようにアームホールの脇下を浅くして,
いわゆる「カマ浅」にしてます。


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ワタリ幅32cm, ひざ幅22cm,  裾幅19cmの寸法で
スッキリしたシルエットです。


トラウザースの補正は
O脚(ガニ股)補正を施してます。
全体のシルエットが細めになると、どうしてもO脚が目立ってしまいます。
嬉しい補正です。
出っ尻と、それに伴い後ろ股上を1.5センチ深くしてウェストと尻周りの収まりを
確保してます。





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背裏は背抜き仕立てで、
裏地はエンジに黒の水玉です。
脇の下には脇あてを付けてます。
水玉の柄を選ばれるお客様が多いです。


今回のネイビーバーズアイの生地は
ウール65% ポリエステル35%の国産混紡生地で、
ビジネス用としてこれからの季節には、
ウール100%よりシワにも強く、強度もあり最適です。


お客様にはまだお渡ししてませんが、
仕上がりは、かなりいい感じの出来映えです。

今回の価格は75000円と消費税になります。
スラックスを追加すると20000円アップです。
スリーピースは94000円になります。



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フィアンセから結納返し

オーダースーツの出来上がりです。

今回のお客様は仙台市からお見えです。
今は転勤で盛岡市在住ですが、
リゾルトのジーンズが殊更お好きで、
デニムが取り持つご縁で、
山形へお出でになりスーツを誂えていただきました。

とてもキュートなフィアンセと来店し、
「結納返し」で、セミフォーマル的なスーツがご希望でした。



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リアルネイビーよりやや明るめの「カノニコ」の生地に決定です。

着用シーンがすでに想定されてたので、トントンと早い決断でした。
相変わらずのカノニコ人気です。

フロント 2つボタンで ニューブリティッシュの型を採用です。
ウェストのシエイプが綺麗です。

未来の奥様の隣に並ぶ場面を想像すると、
クラシックでボールドなブリティッシュスタイルも良いですが、
やはり、お若い方にはイマドキ感のあるほうがフィットしますね。


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ジャケットの補正は
アームホールをやや浅くして、
前肩にして、
背幅をやや幅出しし、
スリムな袖の着心地を確保して、
肩回りの着易さと、袖の細さを追求してます。




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スラックスの補正は
尻まわりが張ってて、ピシッとカッコ良いヒップなので、
後ろ股上を深くして尻のホールド感を確保してます。
裾口幅は18センチ上がりで、膝幅は20センチです。

丈は短くなりすぎないようにくるぶしの中間ぐらいの長さです。

やや O脚(オーキャク)気味なので「O脚補正」を施しました。

スラックスのシルエットの傾向が細身なので「O脚補正」は
近頃は頻繁に使う大事な補正です。



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裏地はシルバーグレーにブラックのドットです。
とても上品な雰囲気です。

後ほど、単品のグレーヴェストを追加すれば、フォーマルウェアーとして使えます。
型はダブルのピークラペルがお勧めです。


出来上がりを着て頂いきましたら
「今までにない着心地で気持ちいい」
とお気にめされたようで、
「次回はウール・ポリエステル混紡のビジネススーツにしようかな」
とのことでした。

新婚旅行は5月の末に HAWAII で近親者のみで挙式する予定とのことです。
お二人とも幸せの真っただ中で、
こちらも引き込まれて幸せな気分に浸れました。


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CANONICO (カノニコ)のスリーピース

スーツをオーダーする時の動機はお客様によって様々ですがすが、
今回ご注文の K 様は若い意欲のある農業の経営者です。
生産から販売まで手掛けて、
販売先の一般消費者、卸先にと商品説明会を開催して商品の良さを直接伝える努力をしてます。 
スーパーに行くと生産者の顔写真が商品のところに表示されてることがありますが、
それを発展した形で直接消費者の顔を見ながら自慢の農産物の説明するわけで、
いわゆる「商品説明会」です。
当然、美味しい食べ方とか、消費者の様々な要望を受けながらやり取りを進めてるそうです。
その時に着用するスリーピースを今回初めてご注文いただきました。
他の数人のお仲間がブラックのカラーが多いので、自分はダークブルーのスリーピースが欲しいと、
明確な答えをお持ちでした。




ブリティッシュを意識したフロント二つ釦です。 
素材はイタリーの生地メーカーCANONICO (カノニコ)です。
シットリトした、しなやかな柔らかい素材感で、大人の色気を醸し出します。

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釦はマットなナット釦です。
タグワ椰子という椰子の実の種を原料にした天然素材のボタンで、
本水牛釦と並ぶ高級釦です。
表はダークカラーですが、裏とサイドにオレンジで着色してあり、体を動かすと
チラッ、チラッとオレンジカラーが目につきます。

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画像では上手く色が出てませんが、裏地は鮮やかなターコイズブルーで、
サテン織りなのでとても華やかな光沢が出てます。
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ヴェストの裏地はグレーベースに黒のドットです。
当初はジャケットの裏地と同色にするつもりでしたが、
ヴェスト単品でも着るのでチョット遊びを入れようということで、水玉に決定です。
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スラックスはクラシック回帰のあるタック付きにするか、タックなしのプレーンフロントにするか、
かなり悩まれましたがタックなしに決定です。
裾巾は19センチの上がりにし、折り返しのダブル仕上げです。
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それにしても、野菜とか、果物の商品説明をするのにスーツ着用とは恐れ入りました。
イメージとしてベージュの作業服を着るものと思ってました。
真似したい心意気です。


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