オーダースーツ

久しぶりにコットン素材のオーダーです。


当初は上下のシングルスーツをイメージしてましたが、
サンプルのダブルブレストのヴェストをお見せしたら、
ぐらりとスリーピースに変更です。

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今回のお客様、 K 様は 補正のしがいのある体型で、
かつてレスリングのフリースタイルの選手でした。
上半身の肩幅、胸回り、胸の厚みの発達度合いは、
作る側として大いにファイトを掻き立てられます。
まだ年齢も若いし、採寸しながら補正のポイントをチェックし、
いかに格好よく仕上がり、且つ満足をいただけるかがテーマです。





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NHK NC 9 のニュースキャスターに刺激されたかは存じませんが、
ダブルのヴェストはクラシックながらも新鮮です。
若い方が着用すると妙にハマるんですね。



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背裏をヂャケットの裏地と同様にするか迷いましたが、
ジーンズと合わせてヴェストだけも着たいのでと、
表地と共地で作ることに決定。
ちなみに、ベルトなしにも、ベルトだけ裏地でなどの、
わがままな要望にも応じられます。



今回の生地選びは、ベージュのコットンの生地とイメージされてましが、
明るめのベージュにするか、茶色がかったベージュにするか、
二転三転しましたが、茶色がかったベージュに決定。
生地選びは、迷って、重いあぐねる時がオーダーの楽しさの一つで、
なおかつ醍醐味ですね。

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オルメザーノ 
生地幅135cm, コットン100% ギャバジン、
目付360g/m (1mで360gの意味で比較的重いコットン)。
生地の表面は表面のソフトなピーチスキン的な仕上げ加工で、
しっかりしてる織りですが、表面は柔らかい、優しい風合いです。

オルメザーノ社(ORMEZZANO)は、
北イタリア・ヴィエラ地方で1924年に創業した、
イタリアらしい発色のきれいな色使いの毛織り物を得意としてます。
その後、リネン、コットンと取り扱い素材のフィールドを広げて、
カジュアルな素材を多く取り扱う服地メーカーとして定評があります。


K 様の体型とボディーが合ってないので、画像は全体的にフィットしてませんが、
実際に着用されて袖を通した時
「あっ、今までで一番着心地がいい!」と
喜んでいただけました。





営業時間
10:30-19:00

TEL:023-632-5118
MAIL:whoopee1983@whoopee-style.co.jp

〒990-0042
山形県山形市七日町3-2-30セロービル2F

    



CPO シャツ

CPOシャツ。何か近頃復活の兆しです。ダッフルコートの人気も継続中です。

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CPOはChief Petty Officer(アメリカ海軍下士官)の意。
衿腰のあるシャツカラーがベースで、両胸の大きなパッチ&フラップが
お約束のアウターシャツです。
素材は厚地のメルトン地が一般的で、アメリカ製は再生ウールを使用してのるが多く、
独特なハリのある風合いと、独特な繊維の匂いが雰囲気を醸し出してます。
ボタンは海軍の証の錨のマークが入ってます。たまに妙なブロックチェックの生地でCPOと言ってるメーカーがありますが、それは違うジャンルのスポーツジャケットです。

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今回のアルブルのCPOシャツは厳密に言えば本来のそれとは違います。
表生地は再生ウールではなく、柔らかいウールと他素材とのブレンドで、
ソフトメルトンを使用してます。
カラーはもちろんネイビー1色だけです。



衿はレギュラーのシャツカラーです。
実際はカラーボタンを止めずに着用が主流で、
第一ボタンから止めるか、または止めずに前を開けてサラッと羽織る着こなしが
重ね着対応に適してます。
マフラーの季節になりましたら、鏡の前で巻き具合のバランスをチェックしてください。

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ボタンは本来は錨のボタンを使用しますが、今回は2穴の厚みのある
ブラウンのボタンを使用してます。同系色ではないので、存在感があります。



で、今回の目玉な企画は、ボディーと袖裏に薄いダヤモンドキルティングのダウンを設えてます。
今までは1枚仕立てが当たり前と思ってたので、そう来るかのデザインです。
ライトダウンなのでモコモコ感は全くなしで、軽快な着こなしをお約束できます。
正確にはCPOダウンシャツの呼び方が適してるかも。


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脇線には縦ポケットがあります。
ここには物を入れないでウォームポケットとして使用したほうがスマートですね。
なにせ、ボディーシルエットがシュッとしてるので、物を入れてモコモコしてたら折角のシルエットが台無しです。

袖先はシャツですから当然カフスで切り替えてます。


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裾の仕上げは、通常ロックミシンで縫いあげて折り返したのをそのまま縫い付けるか、
三つ巻き仕様が多いですが、
デザイナーの方が裾のスレを意識してか、強度と厚みが増す、手の込んだ見返し処理をしてます。
とても嬉しい配慮です。

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背のデザインはヨーク切り替えです。
普通は切り替えなしのデザインが主流です。
型紙上で、背ヨークの肩甲骨のあたりにダーツ効果が生まれるので肩周りの着易さが格別です。

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いかがですか?  60年代、アーリー70年代のような、温故知新の変わらないウェアー。
ソフトメルトンの醸し出す大人な雰囲気は、コーディネイトの利便性が優れてます。

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表地  ウール       59%
    ポリエステル    36%
    ナイロン         2%
            レーヨン       2%
    コットン       1%
裏地  ポリエステル   100%
詰物  ダウン       80%
    フェザー      20%

価格  ¥33,000 + 税


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アルブルのツィードジャケット

そろそろツィードの季節が到来です。

昔のツィードは防寒を意識した織物だったので、重くて、硬くて
中々手強い素材でした。
そこで貴族は、サイズの似通った召使いに数シーズン着させてから、自分の物として着用してました。 
今時に言えば 「エイジング」 です。 更に言えば古着ですね。 
考え方としては合理的な方法ですね。

召使いにすれば新品が着れて嬉しいのか、はたまた、重くて、硬いのを
着せられて「ほんとに、もう」と思ってるのかは知る由もありません。
ただ、今時のツィードは軽く、柔らかな仕上げが主流です。





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アルブルのハリスツィードのジャケットです。
コーディネイトには実に便利なアイテムで、何枚あっても困りません。
普通にジャケパンの組み合わせは言うに及ばず、ワークアイテムのデニムとも相性良しですね。
リゾルトの710はもちろん、最近人気の712とも抜群の組み合わせです。




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ペイズリーのシャツを合わせると70年代の香りがしてきます。
フロントは三つボタンの段帰りで、ボタンのカラーはブラウン。
サックスブルーの生地との絶妙な配色です。


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袖ボタンはお約束の本開きです。
袖口のステッチワークがカジュアル感を引き出してます。


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シンプルにセンターベントで、
妙に新鮮です。



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見返しの作りは広見返しで、極力前芯を薄く、軽いのを採用してます。
背裏は背抜き仕立てです。


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ハリスツィードは2010年に創立100周年を迎えましたが、
ブラックベースにゴールドの100周年記念ラベルネームがオーダーメイドの
ジャケットに縫い付けられました。
イギリスには生地に限らず100年を超えたメーカーが数多く存在してて
驚きです。


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足元を固めるのは、やはりこれですかね。


いかがでしょうか。
ガチガチのブリティッシュスタイルだと気恥ずかしいので、
適度にアメリカもんとミックスさせるのが良いと思います。



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大人なブリティッシュ モデル

カノニコのインクブルー ウール素材です。 
ピンヘッドの織りに、ドット柄のような重ね織りを施した面白い素材です。
チョット離れるとソリッドのすっきりした印象です。


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今まで数着オーダーをいただいて、作ることには慣れてるお客様です。
ブリティッシュが今回のテーマなので、生地選びとでティールで悩まれました。
基本的には無地がお好きなので、ネイビーが基本カラーと決めてらっしゃいます。
以前に作られたのと比較して、一味違う前述のインクブルーに決定です。
チェンジポケットを付けるか、無しでいくか、やや考えられましたが、
ご職業が人前に出る機会が多く、セミフォーマルウェアー的にも着たいとのご要望なので、
チェンジポケットは却下。 

肩幅はブリティッシュを意識して狭くなりすぎないようにしてます。
パットの厚みは、ややイカリ肩の体型なので、やや薄く仕上げようとしましたが、、
ショルダーポイントはレギュラーな厚みをそのまま生かして、
ブリティッシュの雰囲気がいい感じに出てます。



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フロントは二つボタンです。
ウェストシェイプはあくまで自然に、絞りすぎない絶妙なバランスです。
スラックスは股上を前回より 1センチ深く、ワタリ幅も細すぎず、裾幅19センチのシングルで自然なラインのシルエットです。





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フロントにプリーツを入れるか、どうするかを、かなり悩まれましたが 、
今回はプレーンフロントでプリーツは無しです。

プリーツ入りは「次回」との宣言です。


オーダーも慣れてくると、前回よりアームホールを浅くとか、前肩にしてくれとか、
背幅をもう少し大きくとか、いろんな要望が出てきます。

まさに、オーダーの醍醐味です。

この秋冬に、個人的にお勧めしたいのはグレーフランネルの素材です。
いかがでしょうか、大人の色気を見せつけてください。

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M・I・D・A のダウ ンコートが入荷です。


イタリア フィレンツェ郊外の小高い丘の上にひっそりと構えるアトリエで生産する、
M・I・D・A (ミダ)。
本物を知る大人のための上質なアイテムは、自己主張し過ぎず機能美を追及しています。



もうダウン? と言われそうですが、ご安心を。


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バルカラーコート(ステンカラーコート)に取り外し可能なライナーのインナーダウンが
セットしてあります。

さすがに今の時期はダウンは必要ないので、一枚仕立てのコートを羽織ってください。



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取り付けるボタンの数が多くて面倒な面もありますが、取り外しに楽チンなファスナーを使用しなかったのは、
表地のナイロン、インナーダウン共にキメが細かく上品な光沢のある
柔らかい高密度ウルトラライトナイロンを使用しています。

ファスナーの張りを避ける為に、せっかく素材のソフト感が損なわれないようにと、
デザイナーの深い答えが出てます。

とても嬉しい配慮ですね。


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袖、肩回りの裏仕上げです。



もうすぐ涼しくなるこれからの季節には、一枚仕立てのバルカラーコートとして半袖の上に軽く羽織れます。

人気のコートスタイルをお早めに取り入れるのがオススメです。

季節が進めばダウンをセットして暖かく着回しができる、と〜っても便利なコートです。

機能面が前面に出るだけでは面白くも何ともないので、
着用時のカッコ良さが肝です。

いい塩梅の肩幅、絶妙なアームホールの深さ・大きさ。
細すぎず、太すぎずの運動量を加味した袖幅。
シュッとしたボディーシルエット。




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タイドアップしたスーツ、 今時のジャケパンスタイル。
キチンと感のあるスタイリングには相性抜群のコートです。








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スタイル・カウンシルのポール・ウェラーのように
サラッと大人なカジュアルな着こなしで、休日対応としますかね。








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色違いはネイビーとオリーブの2色でベージュと3色展開です。
ナイロン素材で、一枚で軽く羽織れ、適度なボディーフィットし動きやすく、
1枚あると便利で、
夏場以外、年間を通して着れます。

キメが細かく上品な光沢のある高密度ウルトラライトナイロン100%になります。



サイズはやや細めのシルエット

46 着丈 86 身幅 56(112)   肩幅 44 袖丈63

48 着丈   87        身幅 57(114) 肩幅 45 袖丈 64

50  着丈 90 身幅 60(120) 肩幅 46.5 袖丈 66

52  着丈  91        身幅 61(122) 肩幅 48 袖丈 67


価格は 55000円 と消費税になります。

表地        ポリエステル 65%   、 ナイロン 35%
ライナー  ポリエステル 100%   
詰め物   ダウン 80%  フェザー 20%


パンツの着丈を短めにして、サラッとコートを羽織れば、
今までと見栄えの違う自分が鏡に映ってると、
「あれっ?、俺ってカッコイイ!」と再確認です。

大きいサイズは生産少量ですのでお早めのお求めをお奨めします。

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TEL:023-632-5118
MAIL:whoopee1983@whoopee-style.co.jp

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