バーズアイのスーツ

S様には4年前に初めてオーダースーツをご注文頂きました。
今回は人事移動で、どうしてもスーツ着用の部署なので手持ちの
スーツの駒不足を補うのに新しいスーツが必要なので新調に至りました。


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前回はミディアム・グレーのシャドウストライプの柄でした。
今回はグレーがかったネイビーのバーズアイの生地を選ばれました。
バーズアイはクラシックな柄で遠目には無地です。

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生地の表面が凹凸感があるので、見た目の印象は夏物素材にありがちな、
ペラっとした印象がありません。
インナー次第で早春から晩秋まで着用期間が長く、
スーツから逃れられない方には重宝する生地です。
バーズアイは一般的には定番色のグレーが多いですが、今回のネイビーはとても新鮮です。
もう一色はダークブルーがあります。



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体型がスリムになったので、前回より全体の寸法の微調整と、
突きとり,怒り肩、前肩、袖を全体的に細いシルエットにした各補正に、
今回は新たに細い袖でも動きやすいようにアームホールの脇下を浅くして,
いわゆる「カマ浅」にしてます。


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ワタリ幅32cm, ひざ幅22cm,  裾幅19cmの寸法で
スッキリしたシルエットです。


トラウザースの補正は
O脚(ガニ股)補正を施してます。
全体のシルエットが細めになると、どうしてもO脚が目立ってしまいます。
嬉しい補正です。
出っ尻と、それに伴い後ろ股上を1.5センチ深くしてウェストと尻周りの収まりを
確保してます。





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背裏は背抜き仕立てで、
裏地はエンジに黒の水玉です。
脇の下には脇あてを付けてます。
水玉の柄を選ばれるお客様が多いです。


今回のネイビーバーズアイの生地は
ウール65% ポリエステル35%の国産混紡生地で、
ビジネス用としてこれからの季節には、
ウール100%よりシワにも強く、強度もあり最適です。


お客様にはまだお渡ししてませんが、
仕上がりは、かなりいい感じの出来映えです。

今回の価格は75000円と消費税になります。
スラックスを追加すると20000円アップです。
スリーピースは94000円になります。



営業時間
10:30-19:00

TEL:023-632-5118
MAIL:whoopee1983@whoopee-style.co.jp

〒990-0042
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フィアンセから結納返し

オーダースーツの出来上がりです。

今回のお客様は仙台市からお見えです。
今は転勤で盛岡市在住ですが、
リゾルトのジーンズが殊更お好きで、
デニムが取り持つご縁で、
山形へお出でになりスーツを誂えていただきました。

とてもキュートなフィアンセと来店し、
「結納返し」で、セミフォーマル的なスーツがご希望でした。



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リアルネイビーよりやや明るめの「カノニコ」の生地に決定です。

着用シーンがすでに想定されてたので、トントンと早い決断でした。
相変わらずのカノニコ人気です。

フロント 2つボタンで ニューブリティッシュの型を採用です。
ウェストのシエイプが綺麗です。

未来の奥様の隣に並ぶ場面を想像すると、
クラシックでボールドなブリティッシュスタイルも良いですが、
やはり、お若い方にはイマドキ感のあるほうがフィットしますね。


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ジャケットの補正は
アームホールをやや浅くして、
前肩にして、
背幅をやや幅出しし、
スリムな袖の着心地を確保して、
肩回りの着易さと、袖の細さを追求してます。




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スラックスの補正は
尻まわりが張ってて、ピシッとカッコ良いヒップなので、
後ろ股上を深くして尻のホールド感を確保してます。
裾口幅は18センチ上がりで、膝幅は20センチです。

丈は短くなりすぎないようにくるぶしの中間ぐらいの長さです。

やや O脚(オーキャク)気味なので「O脚補正」を施しました。

スラックスのシルエットの傾向が細身なので「O脚補正」は
近頃は頻繁に使う大事な補正です。



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裏地はシルバーグレーにブラックのドットです。
とても上品な雰囲気です。

後ほど、単品のグレーヴェストを追加すれば、フォーマルウェアーとして使えます。
型はダブルのピークラペルがお勧めです。


出来上がりを着て頂いきましたら
「今までにない着心地で気持ちいい」
とお気にめされたようで、
「次回はウール・ポリエステル混紡のビジネススーツにしようかな」
とのことでした。

新婚旅行は5月の末に HAWAII で近親者のみで挙式する予定とのことです。
お二人とも幸せの真っただ中で、
こちらも引き込まれて幸せな気分に浸れました。


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CANONICO (カノニコ)のスリーピース

スーツをオーダーする時の動機はお客様によって様々ですがすが、
今回ご注文の K 様は若い意欲のある農業の経営者です。
生産から販売まで手掛けて、
販売先の一般消費者、卸先にと商品説明会を開催して商品の良さを直接伝える努力をしてます。 
スーパーに行くと生産者の顔写真が商品のところに表示されてることがありますが、
それを発展した形で直接消費者の顔を見ながら自慢の農産物の説明するわけで、
いわゆる「商品説明会」です。
当然、美味しい食べ方とか、消費者の様々な要望を受けながらやり取りを進めてるそうです。
その時に着用するスリーピースを今回初めてご注文いただきました。
他の数人のお仲間がブラックのカラーが多いので、自分はダークブルーのスリーピースが欲しいと、
明確な答えをお持ちでした。




ブリティッシュを意識したフロント二つ釦です。 
素材はイタリーの生地メーカーCANONICO (カノニコ)です。
シットリトした、しなやかな柔らかい素材感で、大人の色気を醸し出します。

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釦はマットなナット釦です。
タグワ椰子という椰子の実の種を原料にした天然素材のボタンで、
本水牛釦と並ぶ高級釦です。
表はダークカラーですが、裏とサイドにオレンジで着色してあり、体を動かすと
チラッ、チラッとオレンジカラーが目につきます。

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画像では上手く色が出てませんが、裏地は鮮やかなターコイズブルーで、
サテン織りなのでとても華やかな光沢が出てます。
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ヴェストの裏地はグレーベースに黒のドットです。
当初はジャケットの裏地と同色にするつもりでしたが、
ヴェスト単品でも着るのでチョット遊びを入れようということで、水玉に決定です。
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スラックスはクラシック回帰のあるタック付きにするか、タックなしのプレーンフロントにするか、
かなり悩まれましたがタックなしに決定です。
裾巾は19センチの上がりにし、折り返しのダブル仕上げです。
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それにしても、野菜とか、果物の商品説明をするのにスーツ着用とは恐れ入りました。
イメージとしてベージュの作業服を着るものと思ってました。
真似したい心意気です。


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M・I・D・A シープ スウェード ジージャン

「そろそろ大人なレザーを着たい」と思われてる貴兄にグッドニュースです。
安定した人気の M.I.D.A から春物第一弾のリリースです。





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裏地のキャンディーストライプがワークウェアーなのにスッキリした印象です。
一枚物のスウェードジャケットだと滑りが悪く、脇の下とか汚れやすいので
裏付きは必須です。





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型はリヴァイスのサードモデルがベースになってます。
サイジングは細すぎず、太すぎずで絶妙のサイズバランスです。
最近はサイズがやや大きめに振れてますが、感覚優先でオーバーサイズを着てしまうと、
” ああ勘違い ” になってしまう危険性があるので、
これに関しては、
あくまでオーソドックスなサイズ選択が望ましいと思います。




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素材はシープスキンスェード(羊)。
きめ細かい上質な原皮を使用し、実にソフトな仕上がりになってるので、
ジージャンの形に囚われずに、スウェードジャケットの感覚で着用してもらえば、
コーディネートの幅が広がります。 
でも、ハードに着たいんだよね〜、の方にもコーディネートを変えればそれなりの演出はできます。






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衿はやや小ぶりな、いい感じのバランスです。 
ヴィンテージジージャンにありがちな大きめな衿と違い、
ネック周りが重いイメージにならずにスッキリした印象です。
大きめのバンダナとか、小さめのアスコットタイで
70年代を気取って
きれい目を演出するのも、カジュアルウェアを小粋な大人なに仕上げる手ですね。



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一度、袖を通して触れてみてください。
ちょいと自慢したくなるような逸品です。
そこで決断しないと、夜な夜な夢に出るかもしれません。




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お約束の RESOLUTE との組み合わせ。
鉄板です。
スウェードのペコスブーツなんか履きたくなりますね。





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ギンガムシャツ、ウールサキソニーのトラウザースにローテクスニーカー。
いかがですか?
シャツをボーダー T に替えて、
トラウザースのセンタープレスを前身だけ無しにして、後身だけ残す。
イギリス貴族がツィード トラウザースに用いた、
後身だけプレスして、ちゃんと気を使ってるよのアピールです。
色はミディアムグレーかライトグレーがベストでしょう。
違った雰囲気を楽しめます。


着こなしの遊びは大切です。

心強い味方 「M・I・D・A スウェード ジージャン」
まずは
週末の午後に着ますか?
どういたしましょう。


年末年始の営業をご案内します。
年末:30日 午後6時まで
年始:3日  11時開店
以上になります。

今年1年、どうもありがとうございました。
良いお年をお迎えください。


WHOOPEE


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オーダースーツ

久しぶりにコットン素材のオーダーです。


当初は上下のシングルスーツをイメージしてましたが、
サンプルのダブルブレストのヴェストをお見せしたら、
ぐらりとスリーピースに変更です。

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今回のお客様、 K 様は 補正のしがいのある体型で、
かつてレスリングのフリースタイルの選手でした。
上半身の肩幅、胸回り、胸の厚みの発達度合いは、
作る側として大いにファイトを掻き立てられます。
まだ年齢も若いし、採寸しながら補正のポイントをチェックし、
いかに格好よく仕上がり、且つ満足をいただけるかがテーマです。





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NHK NC 9 のニュースキャスターに刺激されたかは存じませんが、
ダブルのヴェストはクラシックながらも新鮮です。
若い方が着用すると妙にハマるんですね。



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背裏をヂャケットの裏地と同様にするか迷いましたが、
ジーンズと合わせてヴェストだけも着たいのでと、
表地と共地で作ることに決定。
ちなみに、ベルトなしにも、ベルトだけ裏地でなどの、
わがままな要望にも応じられます。



今回の生地選びは、ベージュのコットンの生地とイメージされてましが、
明るめのベージュにするか、茶色がかったベージュにするか、
二転三転しましたが、茶色がかったベージュに決定。
生地選びは、迷って、重いあぐねる時がオーダーの楽しさの一つで、
なおかつ醍醐味ですね。

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オルメザーノ 
生地幅135cm, コットン100% ギャバジン、
目付360g/m (1mで360gの意味で比較的重いコットン)。
生地の表面は表面のソフトなピーチスキン的な仕上げ加工で、
しっかりしてる織りですが、表面は柔らかい、優しい風合いです。

オルメザーノ社(ORMEZZANO)は、
北イタリア・ヴィエラ地方で1924年に創業した、
イタリアらしい発色のきれいな色使いの毛織り物を得意としてます。
その後、リネン、コットンと取り扱い素材のフィールドを広げて、
カジュアルな素材を多く取り扱う服地メーカーとして定評があります。


K 様の体型とボディーが合ってないので、画像は全体的にフィットしてませんが、
実際に着用されて袖を通した時
「あっ、今までで一番着心地がいい!」と
喜んでいただけました。





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